アートセラピーとは

2014/08/23基礎知識コメント(0)

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精神科のカウンセリングや、老人介護の現場などでも利用されているアートセラピーは、さまざまな悩みを抱える人や、言葉で上手く表現できない葛藤を持っている人、何らかの精神疾患を負っている人など、多くの方たちにさまざまな効果を与えると言われています。

 

また作品から心理分析をすることも出来るため、広く利用されています。

 

では具体的にアートセラピーとはどのような療法で、どのような効果があるのでしょう?

 

 

 

アートセラピーではどんなことをする?

 

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アートセラピーとは、絵にかぎらず粘土細工や箱庭づくり、貼り絵・塗り絵などさまざまな芸術を利用しておこなわれるセラピーです。

 

比較的道具が用意しやすく簡単に始められる絵を利用することが多いのですが、必ずしも絵である必要もなく、また画材に関しても特に決め事はありません。

 

絵の具でもクレヨンでも、ペンでも色鉛筆でもなんでも良いのです。

 

精神科のカウンセリングなどでは心理分析などに利用されることが多く、『実のなる木を描いてください』というようにテーマが与えられる場合もありますし、テーマが与えられず好きなように描くこともあります。

 

描かれた絵のテーマや大きさ・色などから心理分析をおこなってカウンセリングや治療の方向性を判断したり、本人は描くことで(作成することで)気持ちを作品にぶつけて心が軽くなると言われています。

 

 

アートセラピーで得られる効果

 

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心が軽くなる、癒やされると言っても絵を描くだけで本当に気持ちが安らぐのでしょうか?

 

絵が得意な方はいいですが、あまり芸術的な才能がない方には苦痛なだけと感じられるかもしれません。

 

ですが、絵が苦手な方も子供の頃はどうでしたか?

 

小学生くらいまでの間は、男女問わずお絵かきが好きな子どもが多いのです。

 

アートセラピーでは絵や作品の上手下手は関係ありませんから、そのようなことで苦手意識を保つ必要はありません。

 

思ったままに好きなモノを描けばいいのです。

 

では実際にどのような効果が得られるのでしょう?

 

当然個人差などがありますが、例えばアメリカでは9歳の末期の脳腫瘍に侵された男の子が、悪者(脳腫瘍)を退治するイメージの絵を毎日描かせたところ、約1年後に脳腫瘍が消えたという報告があります。

 

これはアートセラピーだけでなくイメージ療法を取り入れた例ですが、このように医療現場で使われることもあります。

 

また老人の痴呆が止まったり、うつ症状が改善したり、引き篭もりの方が自分の感情を取り戻して社会復帰へ歩み始めたり、自閉症の症状が緩和したりといった症例が報告されています。

 

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