おみくじは女性解放の始まりだった!おみくじの凶や大凶を怖がらなくても良い理由とは
2015/01/27ジンクス・おまじないコメント(0)
おみくじの起源は室町時代。
しかし今のような四角いおみくじを考案し、全国に広まるきっかけとなったのは1906年だといわれています。
おみくじの始まり
全国の神社に置いてあるおみくじの70%は山口県にある女子道社というところで作られています。
もともとここの宮司をされていた21代目宮司の宮本重胤氏が、女性解放運動を全国に広めるために発行していた機関誌「女子道」の費用を捻出するために、おみくじを考案したのがそもそものきっかけだと言われています。
おみくじは占いではない
おみくじは100本中大吉は16本、吉35本、その他の吉19本、凶、大凶が30本と決まっているそうです。
しかし、その割合は神社ごとに変えているのだとか。おみくじは占いというよりも神様からのアドバイス程度に受け取って、別に大切にしまっておかなくても良いそうです。
毎日引いて楽しみたい人も多く、女子道社では個人の方にも販売してくれます。「恋みくじ」英語訳のある「和英みくじ」など、100折3000円台で購入できます。
凶や大凶が出ても大丈夫
凶や大凶が出ると、その年が1年間悪い運勢だと思ってしまいますよね。しかしおみくじは運勢を決めるものではないそうです。
凶でも大吉でも書かれている文章をよく読んで、自分への戒め程度に考えると良いそうです。
しかし実はすごいおみくじの作り方
おみくじは占いではない、とはいえやはり人の心を左右する神聖な物には変わりません。
おみくじは現在でも全て女性の手作業で作られており、おみくじの内容は宮司が1000年以上を経た神社に潔斎し、神前にご祈願をして啓示を賜って文章が作られています。女子道社では創業以来、100年以上文面や内容は変わっていないそうです。
いかがですか。おみくじは大吉も大凶も神様からのアドバイス。自分自身への励ましの言葉だと思って毎日の生活を大切にしていきましょう。